留学生の授業 「中国シニア留学」

留学生の授業

授業は1日4コマ

授業

中国のほとんどの大学で、留学生向けの授業は1日4コマです。1コマの時間は45〜50分です。

多くの大学で授業は午前中に行われます。留学生が多い大学ではクラス数が多くて教室が足りないため、授業が午前と午後にまたがる場合もあります。

春学期は3月上旬から7月上旬、秋学期は9月上旬から1月上旬で、それぞれ4ヶ月強あります。ですが、定期試験や連休などもあるため、実際に授業が行われるのは16〜18週間です。

カリキュラムはどの大学もほぼ同じ

中国の授業科目には次のようなものがあります。

●総合…文法が中心です。メインとなる科目です。

●口語…会話練習です。

●聴力…ヒアリングの授業です。

●閲読…長い文章を読む練習です。

これ以外に作文や漢字などの科目があります。

どの大学でも総合が週に6〜8コマ、他の3科目が4〜6コマで、それ以外の作文などの科目を合わせて週に20コマです。

また、使っているテキストもどの大学もだいたい同じです。

大学の募集要項などを見ると「授業カリキュラムに自信あり!」なんてことが書かれていたりするのですが、実際に調べてみると、実はどの大学もあまり変わりません。

シニアが苦労する科目

シニアの方が中国に留学されて、最も苦労する科目は聴力です。

これは耳が遠いからという理由ではなく、日本人留学生はみな聴力で苦労します。個人差はありますが、授業の内容を一通り聞き取れるようになるまで3ヶ月前後はかかります。

逆に得意とするのが総合と閲読です。日本人は毎日のように漢字を使っていますので、他の国の留学生より書かれた中国語を読みやすいのが強みです。